実案件を契約書レビュー時に効率よく活用できるようになります

GVA TECH株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:山本 俊、以下GVA TECH)は、法務データ基盤システム「GVA manage」に蓄積された契約書と、AI契約書レビュー支援クラウド「GVA assist」の条文検索機能とを連携したことをお知らせします。今回のアップデートにより、実案件を契約書レビュー時に効率よく活用できるようになりました。

リリースの概要

GVA manageでは、法務案件の進捗状況や関連ドキュメントの一元管理と、チーム内での情報共有をスムーズに行うことができます。
GVA assistでは、契約書レビュー時のリスクの検知と譲歩例文の検索ができます。

GVA manageとGVA assistが連携することで、自社で実際に使われた譲歩例文を簡単に引き出して活用することができるようになりました。

GVA manageでレビューを受け付けた契約書や、それに対して法務が回答した際のレビュー済みの契約書が、直ちにGVA assistの条文検索の対象となります。

これによって、過去に自分やチームメンバーが作成した譲歩案や交渉コメントを参考にしたり、そのままコピーして再利用したりが簡単にできるようになりました。

また、GVA assistで見つけた条文から、GVA manageの案件にワンクリックで遷移できるので、この条文を作成するに至った案件の背景や経緯も簡単に確認することができます。

■連携の背景
法務関連業務は多岐にわたり、契約書レビュー依頼や法務相談依頼の受付とコミュニケーション、契約書レビュー、契約書作成、保管・管理、ひな型の作成・改訂、法改正のチェックなどがあります。
GVA TECHでは、これらの業務の課題を解決するため、以下の4つの製品をリリースしています。

  • 法務データ基盤システム「GVA manage」
  • AI契約レビュー支援クラウド「GVA assist」
  • AIを活用した契約書管理システム「GVA 契約書管理」
  • 契約書等のひな型管理システム「GVA ひな型」

これらの製品それぞれの中では、他案件の検索やレコメンドなどの機能が備わっております。ですので、同じ相手方とこれまで締結した契約書を一覧で確認したり、今回契約書レビューの依頼が来た案件と似たような案件が過去に来ていないか調べたり、といったことは可能でした。

しかし、法務部門はそれぞれの業務に適切に対応するために、他の業務で対応したものを探して確認したり、参考にしたりすることが多くあります。
例えば、社内の運用などについて相談を受けた際に社内規定や契約書ひな型を確認したり、契約書レビューの前に同一企業ですでに締結した契約がないかチェックしたりなどは、頻繁に行われています。

こういった、他の業務での記録を必要なときに適切に探し出せるよう、GVAシリーズは今後、それぞれの製品同士の連携を強めてまいります。
今回の条文検索の連携は、その第一歩となる連携です。

こちらのリリースについてご紹介する無料のオンラインセミナーを開催予定です。
GVA TECH株式会社代表の山本、およびGVA assistプロダクトマネージャーの藤島から、GVA manageとGVA assistの連携についてご紹介します。

今後もGVA TECHでは、ユーザーさまからのお声を参考にしてプロダクト開発を進め、的確な契約書レビューを効率的に行いたい企業法務担当者や弁護士の皆さまを支援して参ります。